一人暮らしをして初めて「これってどうするんだっけ?!」と思うことはたくさんあります。私にとっては食品の保存方法もそのひとつでした。
恥ずかしながら、実家にいるときにほとんど料理をしたことがなかったもので、何がどうやって保存されているのか知りませんでした。
一人暮らしは食品の使用量が少なくて、いつまでも残ってしまったりするものです。
できるだけ味を落とさずに保存したいですよね。
食品に適した保存方法って、結構意外なものが多いんです。
みなさんも、今実践している保存方法が正しいかどうか確認してみてください。
食品を正しく保存すれば、食品のムダが減り節約にもなります。
1. お米
自炊する方やご飯だけは自分で炊くという方なら欠かすことができないお米は、冷蔵庫で保存するのがベストです。
袋のまま常温で保存していると、酸化が進んだり虫やカビが発生してしまいます。
一人暮らしの冷蔵庫は小さめのものが多いかと思いますが、ドアポケットに収まるタイプの密閉できる米びつも売られています。
これは2Lのペットボトルでも十分代用できますが、きれいに洗えないのがネックです。
冷蔵庫で保存するためには、お米は2kgずつ買うのがおすすめです。
2. 小麦粉
小麦粉は湿気に弱いものです。
そのため、紙袋に入っている小麦粉は密閉できる容器に移して冷蔵庫で保存します。
チャック付きのものであれば、開封後は口をしっかり閉めて冷蔵庫に入れます。
小麦粉はにおいが移りやすいので密閉は必須です。
お好み焼き粉やホットケーキミックスなども同様です。
3. 油
揚げ物をするか、頻繁に料理をしないと油はなかなか減りません。
あまり料理をしない方はできるだけ小さなサイズのものを購入しましょう。
サラダ油・ごま油
油を保存する上で、日に当たる場所、暑くなる場所、空気に触れることを避けなければ劣化が進んでしまいます。
常温でも保存できますが、暑い時期には冷蔵庫で保存するほうがいいでしょう。
冷蔵庫のなかでも温度が低くなりすぎないドアポケットや野菜室での保存がおすすめです。
オリーブオイル
オリーブオイルは冷蔵庫で保存すると白濁してしまうので、こちらは常温で保存しましょう。
4. 砂糖・塩
常温保存で問題ありません。
密閉容器に入れておきましょう。
塩は湿気に弱く砂糖は乾燥に弱いので、それさえ気を付けておけば賞味期限はありません。
5. 醤油
開封したらすぐに冷蔵庫に入れておきましょう。
酸化が進み味が落ちてしまいます。
空気にふれないタイプの醤油は常温の保存でも大丈夫です。
6. みそ
開封したら冷蔵庫で保存します。
もし、なかなか減らないようであれば冷凍での保存も可能です。
凍らないのでそのまま使えます。
7. みりん
本みりんの主成分は糖とアルコールなので常温で保存が可能です。
高温での保存や直射日光は風味が劣化する原因になりますから、火のそばなどを避け、日の当たらないできるだけ涼しい場所で保存してください。
みりん風調味料のなかでも甘味調味料は保存性が高くないので冷蔵庫での保存が必要です。
8. 酢
酢100%のものは冷蔵庫に入れる必要はなく常温で保存が可能です。
酢自体に殺菌効果があります。
調味酢(ポン酢など)は酢の含有量が少ないため冷蔵庫で保存しましょう。
9. マヨネーズ
開封後は冷蔵庫で保存します。
温度が下がりすぎない場所が最適なので、野菜室かドアポケットなどで保存します。
10. ソース・ケチャップ
開封後は冷蔵庫で保存します。
開封したら冷蔵庫行きの食品が多いこと、多いこと。どれだけ大きい冷蔵庫を買えばいいのでしょうか…