そろそろ夏休みの計画を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とってもコンパクトな荷物で身軽に旅行できる人って、カッコイイですよね。
旅慣れた感じで。
私は用心深いたちなので、旅行の荷造りでアレもコレも役に立つんじゃないかと思っているうちに、荷物がどんどん増えてしまいます。
そこで、誰にでも役立てていただけるスマートな荷造りのコツを調べてみました。
スーツケースの基本的な詰め方から
ハードケースの場合
ケース蓋側には衣類を、底側にはそれ以外の物を入れるようにしましょう。
荷物の中でも重いものをタイヤの上(ケースの下方)に詰めます。
ケース蓋側にはボトムやジャケットなど、底側には靴や本などを入れて荷物の土台を作るイメージです。
ソフトケースの場合
靴や本などの重いものはハードケース同様ケースの下方に詰めます。
ソフトケースは外からの衝撃に弱いので、壊れ物などは必ず荷物の中心になるように四方を衣類などで囲むように入れます。
高価で壊れやすいものがあれば、手荷物として機内に持ち込むようにしましょう。
まずは持って行くものをリストアップする
荷造りはいつも出発直前という方も多いと思いますが、思いつくままに荷物を詰めてしまうと、現地で「要らなかったかな…」というものが入っていて、絶対に忘れてはいけないものが入っていなかったりということになってしまいます。
荷造りする前に、持って行くものリストを作ると作業がスムーズに進みます。
リストアップしたものには優先順位をつけます。
もちろん、絶対に必要なものが最優先です。
リストアップすることで、これは現地で調達できそうだなとか、これは洗濯すれば問題ないなど、本当に持って行く必要があるのかを判断しやすくなります。
行きの荷物はバッグやスーツケースの7割程度に抑える
旅行や帰省などでは、断然行きよりも帰りのほうが荷物が増えるものです。
それを考慮して荷造りをする必要があります。
帰りの荷造りのときにスーツケースの上に乗って閉めなくても済むように、行きの荷物は容量の7割程度に抑えておきましょう。
衣類はとにかく丸めること
家の収納でも、旅行の荷造りでも、衣類をコンパクトにまとめるなら「丸めること」が一番です。
こちらは米軍式のTシャツの畳み方です。
目からウロコが落ちるくらいコンパクトになります。
他にパンツや下着などのたたみ方が紹介されています。
衣類圧縮袋は必需品
冬や寒い地域への旅行の場合、どうしてもかさばる衣類が増えます。
そんなときに絶対に欠かせないのが衣類圧縮袋です。
100円ショップでも手に入るのがうれしいですよね。
それほどかさばる衣類がない場合や、シワになるのが気になる場合でも、行きには使用せずに荷物の中に入れておきましょう。
帰りは必ず荷物が増えますし、帰りの荷造りでは役に立つ可能性が高いです。
だからといって、あまりにも衣類圧縮袋を多用していると、荷物がどんどん重くなり移動の負担が大きくなってしまいますからご注意ください。
荷物の詰め方のアイデアたち
本来靴は履いている1足だけにできるのがベストですが、そうはいかない場合もあります。
行きには靴をビニール袋に入れて持って行ったりしますが、帰りの荷造りをするときにビニール袋が足りなかったりしませんか?
そんなときは宿泊先のホテルのアメニティ、「シャワーキャップ」が役に立ちます。
靴底が他の荷物にあたらないように、被せておけば問題ありません。
コスメはサンプルや詰め替えでコンパクトに
女性の旅行で意外とかさばるのが化粧品です。
いつも使っているものをそのまま持って行くのは重いし、かさばってしまいます。
貰ったまま使っていなかったサンプルや100円ショップで購入できる詰め替え用の容器を活用します。
また、普段コンタクトレンズを使っている方なら、コンタクトレンズケースを使うのも便利です。
2つのケースにそれぞれ、化粧水+乳液、下地+ファンデーションなどを入れておけば、短い旅行ならOKですね。
さらに驚くアイデアが、ストローで作る使い切りコスメパックです。
市販のストローをヘアアイロンで圧着し、中に液体化粧品を詰めてしまうというスゴ技です。
以前缶のリメイクでご紹介したメイクパレットも便利ですよ。
保険としてサブバッグを
帰りの荷物が想定以上になってしまうのも旅行ではよくあります。
そんなときにも対応できるように、コンパクトなトートバッグやエコバッグなどがあれば便利です。
行きの荷物の隙間に差し込んでおきましょう。