今の住居に引っ越した際、ご近所に挨拶に行きましたか?
どうするか悩みましたか?
私は数年前に悩んだ結果、今後は引っ越しの際の挨拶には行かないと決めました。
分譲のマンションに引っ越すのであれば、もちろん挨拶に行くでしょうが、賃貸の引っ越しではどうせまた引っ越すだろうし…という気持ちがあります。
また、東京という住んでいる地域性も大いにあります。
そして何より、どんな人が住んでいるのかわからない状態で挨拶に行くのは怖いというのが本音です。男性か女性かすら知らないわけですから。
礼儀としてきちんと挨拶すべきだとは思っています。
最初に挨拶をしておくことで良好な関係を築くことができるかもしれませんが、あまり関わりたくない人間関係が生まれてしまう可能性もあります。
逆の立場で、自分の部屋の隣に新しく引っ越してきた人がいたら、どんな人か知っておきたい反面、挨拶に来られたら面倒くさいな…と思うんです。
それでは、いったいどうするのがベストなのでしょうか。
私は、出掛けるときや帰宅したときに隣りの人に会えば、「おはようございます」「こんばんは」など挨拶は必ずするようにしています。
マンション内で住人らしき人を見かけたら会釈をするようにしています。
それ以上の話はしません。
これまでの経験から、積極的に自ら関わろうとせず、会ったときにきちんと挨拶をしておく程度が一番いいのではと思っています。
この距離感を保つために重要なのは、「他人に迷惑をかけない」ことです。
迷惑をかけると、どうしても人と関わらなくてはならなくなります。その逆で、迷惑をかけられても関わらなくてはならなくなりますが…
できれば、目立たず、そーっと暮らしていたいと思うのです。
そのためには、住んでいる地域の雰囲気、アパートやマンションのルールを理解して、それから外れることなく暮らす必要があります。
もし、友達を家に呼ぶのが好きな方であれば閑静なエリアではなく、広い通りに面した少し賑やかなエリアを選んだほうが生活スタイルに合っているかもしれませんし、何よりご近所とのトラブルになりにくいかもしれません。
紹介してもらう物件や地域に関する情報は、引っ越しを決めてしまう前に仲介してくれる不動産会社の担当者にできるだけ詳しく確認しておきましょう。
せっかく気に入った部屋に引っ越したのに、トラブルが発生しては大変ですから。
同じところに住んでいる人たちとは積極的に付き合いを持ちたいという方ならばシェアハウスという選択肢もありますよね。
—関連記事—
▶住むのに勇気がいるシェアハウス どうやったら上手く暮らしていけるの?