相手に直接苦情を言うのはNG?! 騒音トラブルへの正しい対応とは?

アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる、または住んだことがあれば、近隣の部屋の騒音で迷惑したことがあるという方がほとんどではないでしょうか。

逆に騒音に対する苦情を言われたことがあるという方もいるでしょう。

それでは、人はどのような音に対して迷惑だと感じているのでしょうか。

迷惑に感じる騒音調査

出典:@nifty何でも調査団 クリックで拡大

一人暮らしの生活に絞ってみると、女子会や友達との宅飲みなどが一番迷惑をかけているようです。

楽しいとお酒も進みますし、宴が深夜に及ぶことも少なくありませんから、ご近所にとっては確かに迷惑ですね。

たいていは一時的なものとして大ごとにはならないものですが、これがしょっちゅうとなると深刻なトラブルにつながります。

言い争いなども同様です。

人は一時的なものであれば我慢できますが、このまま放っておくとずっと続くのか…と思うことでストレスが溜まってアクションを起こすものです。

足音やドアの開閉などは毎日のことですから、確かにストレスが蓄積してしまいそうです。

隣室からの騒音に壁をたたく

調査では、年配の方よりも若い世代のほうがいろいろな音に対してうるさいと感じている割合が高くなっています。

男女比はほとんどの選択肢で女性のほうが多かったそうです。

年配の方よりも若い世代の方、男性よりも女性のほうが音に対して敏感に反応するという傾向があるようです。

頭の片隅にインプットしておきましょう。

 

今回は、もし自分が騒音被害にあったとき、どう対応すればいいのかを考えてみたいと思います。

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感情的になって乗り込んじゃダメ!! 対応は冷静に

日ごろから上の部屋から聞こえる騒音でストレスが溜まっているところに、引き金になるような大きな音がすれば、すぐに乗り込んで注意したい気持ちになるのも当然です。

でも、ちょっと待ってください!

その音、真上の部屋から聞こえているんじゃない可能性があるんです。

木造のアパートなどではあまりありませんが、鉄筋コンクリートのマンションでは音の発信源がわかりにくいため、音が上から聞こえていても、その音が真上で発せられたものではないことが結構あるんです。

聞こえてくる感覚だけで上の部屋に乗り込んだら、実はその隣の部屋が原因だったなんてことになり、気まずい思いをすることになるかもしれません。

余計なトラブルに発展させないためにも、感情に任せて乗り込んだりせずに冷静に対応しましょう。

音の発信源を特定するために騒音の記録を残す

騒音の内容を記録する

自分がうるさいと感じている騒音の発信源をきちんと知るためには、騒音の内容を記録しておきましょう。

騒音発生時に在宅かどうかを確認でき、発信源を絞るためにも役に立ちます。

もし、毎晩同じような時間に大きな音がするようであれば、スマートフォンで録音や録画しておくのもいいかもしれません。

ただ、録音や録画ではどうしても音が小さく聞こえますから、程度が伝わらない可能性はあります。

確実に記録を残すためには、ノートなどに日付、発生時間、どういった音か、どのくらい続いたかなどを記録しておきます。

自分で解決しようとせずに管理会社に連絡する

騒音について管理会社に相談

記録を残したからといって自分で解決しようとせず、必ず管理会社に騒音の件を伝えて対応してもらうようにします。

まずは、その部屋を借りるときに仲介してくれた担当者に連絡します。

管理会社がわからない場合は大家さんに相談しましょう。

このときも決して感情的にはならず、冷静に騒音の状況を伝えます。

感情的になると、こちらがクレーマー扱いされてしまう可能性がありますから、得をすることはありません。

くれぐれも冷静に対応しましょう。

管理会社や大家さんに状況を確認する

相談後も状況が改善されない場合は、管理会社や大家さんに対応の内容を確認しましょう。

その上で、現在も騒音の状況に改善がないことを伝え、さらに対策を講じてもらうようにお願いします。

 

騒音問題で絶対に避けたいのは、あっちがやったからこっちも…のような報復合戦や個人的な恨みをかってしまうような状況です。

必ず第三者に入ってもらって、一日も早く解決できるようにもっていきましょう。

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