みなさん保険には入っていますか?
私は保険を比較したり検討したりするのが大好きで、就職から2年後に最初の保険に加入して、これまで何度か見直しをしてきました。
私が加入しているのは2つです。
1.個人年金保険
最初に加入したのは個人年金保険でした。保険の担当者からは「若いのに珍しいね」といわれましたが、私としてはそれ以外には考えられませんでした。
個人年金保険にはいくつかタイプがあります。
確定年金
もっとも一般的な個人年金保険で、年金の受取額と受取期間が決まっていてるタイプです。
保険料が比較的低めに設定されています。
終身年金
年金額が決まっていて、その金額が生涯にわたって受け取れるタイプです。
長生きリスクをカバーできる分、保険料は他と比較してかなり高くなります。
変額年金
支払った保険料を運用することで年金額が変動するタイプです。
運用実績によって年金額が増減します。
私が加入したのは確定年金保険でした。当時から公的年金への不安があったので絶対に必要だと思っていました。
でもこれではまだ長生きしてしまったときのリスクが残っています。
その後に見直しを行い、確定年金保険を解約して終身年金保険に加入しました。
それが今から10年以上前のことです。
加入年齢が若かったことと終身年金の保険料が今ほど高くないこともあって加入できましたが、私の経済力では今から加入するのはとても無理です。
保険に加入した頃には、まさか自分がこの歳まで独身を貫くことになろうとは思っていませんでしたが、結果として選択は間違っていなかったと思っています。
「マイナス金利」、ニュースでよく耳にしますよね。
この影響が保険に及んでいて、貯蓄型保険の販売が続々停止されています。
現在のところ、販売停止されているのは一時払いの終身保険や年金保険などが中心で、これは定年を迎えた方が退職金で一括して保険料を納めることが多いので、私たち現役世代にはあまり関係がないかもしれません。
たくさん貯金されている方はもしかしたら加入されているかもしれませんが。
このままマイナス金利が続くと、個人年金保険の月払いや年払いのものにも保険料の値上げなどの影響が出てくる可能性はあります。
個人年金保険への加入を考えている方は、情勢を注視しながら検討する必要がありそうです。
2.医療保険
入院や通院をカバーしてくれるのが医療保険です。
私が最初に加入したのはがん保険でした。
叔母が若くしてがんで亡くなったことが加入のきっかけでした。
ところが医療はどんどん進歩していて、それに合った保険が次々新しく発売されます。
つまり、10年前の保障内容では現在の治療や手術を十分カバーできなくなっている可能性があるのです。
私は現在、入院や通院を保障する保険をベースに三大疾病と先進医療の特約を付ける形に変更しました。
先進医療を受けるケースは稀だと聞きますが、今のところ月々の特約保険料は100円程度です。
これは更新型の保障ですから今後変更される可能性がありますが、この金額の負担で万一のときに自分ではとても支払えない高額の治療が受けられるのであれば、現時点では掛けておいても損はないと思います。
保険は入ったら安心というものではなく、今の自分に必要な保障によって見直していくものだと思います。
少しめんどうな作業ですが、自分の身を自分で守るためにぜひ見直しをしてみてください。