私はこの3年間で4回もベランダにアシナガバチの巣を作られました。
アシナガバチはカメムシなどを食べてくれる益虫ともいわれますが、狭いベランダで蜂がいなくなる秋までの期間共存するのは正直ムリです。
幸い、いつも巣作りの初期段階で見つけられたので、何とか自力で蜂の巣を撤去してきました。
蜂の巣を作られないためには、5月頃から気を付けなくてはなりません。
巣を作られやすい時期に作られやすい場所をこまめに確認
蜂の巣を早い段階で見つけられれば、比較的簡単に自分で巣を除去することができます。
蜂の巣を早く発見するためには、営巣が開始される時期と巣が作られやすい場所を知っておく必要があります。
スズメバチ
営巣開始時期
4月頃に越冬した女王蜂が目覚め、初めは女王蜂が1匹で巣作りを開始します。
巣を作りやすい場所
木の枝、家の軒下、床下、屋根裏、物置、戸袋、壁のすき間など
アシナガバチ
営巣開始時期
4月後半~5月に女王蜂が一人立ちして、それぞれの巣を作り始めます。
巣を作りやすい場所
木の枝、家の軒下、玄関、ベランダ、物置など
この時期から6月くらいまでは、こまめに怪しい場所をチェックするようにしましょう。
私の場合、巣が作られる少し前に蜂がベランダを飛び回っているのを何度も見かけていました。
偵察していたんだと思います。
私の場合はベランダの天井やベランダにおいていた台の裏側にこっそり作られていました。
蜂の種類は巣の形で区別する
スズメバチとアシナガバチはよく見れば区別できるのでしょうが、できる限り近づきたくないですよね。
離れたところから蜂の種類を区別するには巣の形を確認します。
スズメバチの巣は独特のマーブル模様ですから見分けがつきます。
私は巣の写真を見るまで、自分が追い払ったのはスズメバチだと思い込んでいました。
スズメバチの巣
アシナガバチの巣
殺虫剤スプレーを使って蜂の巣を撤去
私の場合、離れた場所から殺虫剤スプレーを噴射して、蜂が巣から逃げている間に急いで巣を撤去し、ビニール袋に入れて廃棄しました。
数日後に今度は近くの場所に巣を作り始めたので、また同様にして巣を取り除きました。
気に入った場所に執着するらしく、何度も繰り返し作られてしまうこともあるため、一度作られた場所は洗剤でふき、殺虫剤をかけておいたほうがいいそうです。
蜂は黒いものを敵とみなして攻撃する習性があるようですから、蜂の巣の除去作業を自分で行う場合はできるだけ白っぽい服を着て行いましょう。
遠くまで噴射できる蜂用の殺虫剤スプレーも売られていますが、すぐに対応したい場合は家にあるゴキブリ用のこちらでも効果はありました。
すきま用ノズルが役立ちました。(300mlのものにはすきま用ノズルは付いていませんのでご注意ください)
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蜂の巣が大きくなってしまったら駆除業者に依頼が必要
蜂の巣ができていることに気付いたときに大きくなってしまっていたら、駆除業者に依頼して取り除いてもらわなければ危険です。
蜂の巣の除去を業者に依頼するとアシナガバチでも1万円程度、スズメバチになると2万円以上にもなります。かなりの痛手です。
自力で対応できるのは、営巣が始まった時期だけだと思ったほうがいいでしょう。
スズメバチは獰猛なので、初期でまだ小さな巣の状態でも怖いと思うようであれば業者に駆除を依頼しましょう。
お住まいの地域によっては、スズメバチの駆除を公費で行ってくれたり、補助がでる場合もありますから、HPなどで調べてみてください。