前回はゴキブリの侵入経路に関してご紹介しました。
今回はゴキブリが住みつきにくい環境作りについて考えてみたいと思います。
まず、ゴキブリが好むものを部屋の中に放置したりして、ゴキブリが快適な場所と感じる環境にしないことが大切です。
まず敵の好物を知るところから始めましょう。
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ゴキブリの好むもの
- 玉ねぎやニンニクなどの匂い
- 乾物の匂い
- 生ゴミなどが腐った臭い
- ゴキブリのフンの臭い
- 油
- 砂糖
- じゃがいも
じゃがいもや玉ねぎなどは冷蔵庫に入れずに保管している方も多いと思います。
それがゴキブリにとっては格好のエサ場ということに…
ゴキブリのフンには「集合フェロモン」が含まれていて、これに引き寄せられてゴキブリが集まってくるそうです。
見つけたら即対応が必要になります。
これらはいわゆる好物で、ゴキブリは基本的に何でも食べます。食べるものをあげると本当にきりがありませんが、まさかこんなものまで…というものまで餌になってしまいます。
例えば、
- 髪の毛
- ホコリ
- フケ
- 爪
…もはやゴキブリに勝てる気がしません。私自身が彼らにとっては餌なのです。
それでは、ゴキブリにとって住みつきにくい環境作りに必要なことを考えてみます。
ゴキブリにとって住みにくい環境を作るには
封を開けた食べ物は密閉容器などに入れる
煮干しなどの乾物類は冷蔵庫に入れずに保存する方も多いと思いますが、そういった場合も必ず密閉容器に移して保存するようにしましょう。
小麦粉などの粉類はゴキブリだけではなくダニが発生するので開封したら必ず冷蔵庫または冷凍庫で保存します。
野菜は野菜室で保存する
じゃがいもや玉ねぎなどは冷蔵庫に入れずに保存したいところですが、ゴキブリの大好物だとしたら室内に置いておくわけにはいきませんから、新聞紙などで包んでビニールに入れて野菜室で保存しましょう。
生ごみは毎日必ず密閉して蓋のあるゴミ箱へ
料理をしてでた生ごみは、キッチンシンクにそのまま放置せずに必ずビニールなどに入れて口をきちんと縛って蓋のあるゴミ箱に捨てるようにします。
魚など腐敗の早いものはビニールを二重にしたり冷凍庫に入れるなどして腐敗臭を防ぎましょう。
部屋をこまめに掃除する
ホコリなどが溜まった状態にならないように、できる限りまめに掃除をするようにしましょう。
ゴキブリは段ボールも好むので、室内に段ボールが重ねられているような場合は片付けるようにしてください。