地震や台風など災害の備えに準備しておくべき防災用品 ①非常持ち出し用

いつどこで起こるかわからない災害に対して、私たちができることはそのときのために備えることしかありません。

災害時に役立つのが防災グッズと非常食です。

防災グッズのなかにも、いざというときに持ち出すべきものと、災害後に自宅で過ごすときに役立つものとがあります。

今回は持ち出し用の防災グッズをご紹介します。

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地震や台風など災害の備えに準備しておくべき防災用品 ②在宅避難用

非常時の持ち出し用防災用品

非常時の持ち出しにはリュックサックが最適です。

できればアウトドアに使用するようなしっかりしていて、長時間背負っても疲れにくいものを選びましょう。

また、荷物の中身は背負って歩くことが苦にならない程度の重さにしておきます。

非常時に持ち出すもののなかには入れたままにしておいてよいものと、状態や使用期限などを確認すべきものがあります。

入れたままでよいものはリュックサックの中に入れておき、それ以外のものはリュックサックのそばにプラスチックかごなど目に付きやすい形で入れておき、ときどきチェックして使用期限が迫ったものは使い、新しいものを補充するようにしましょう。

いざというときに使えなかったり、使うのをためらうほど劣化していたら役に立ちません。

確認が必要なもの

常備薬

痛み止め、胃薬、風邪薬、絆創膏、湿布、消毒薬など普段飲んでいる薬や万一ケガをしたときに使うものを入れておきます。

薬の使用期限などを付箋紙に書いて貼っておきましょう。

飲料水

持ち出し用には500mlのもの2~3本程度を準備しておきます。

賞味期限が分かりにくければ、マジックなどではっきりと書いておきましょう。

ときどき新しいものを購入して、保管していたものを飲むようにします。

柔らかいタイプのボトルでは荷物の中で潰れてしまう恐れがあるので、しっかりしたタイプのものを選びましょう。

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アルファ米

避難所に移動しても救援物資が届くまでに時間がかかることもあります。

飲料水があれば常温でも60分でご飯になりますから、3袋程度は持ち出し用に準備しておきましょう。

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マスク

マスクには使用期限が明記されているものとされていないものがありますが、長く保管しているとゴムの部分が劣化することがあります。

新しいマスクを買ってきたら、保管していたマスクと交換して保管していたマスクから使うようにすれば安心です。

電池

持ち出し用荷物の中に入れる懐中電灯などで使う電池を予備分も含めて準備しておきます。

電池は保管期間が長くなると液漏れを起こすことがあるため、定期的に確認します。

私は充電済みエネループの単3を8本と単4を6本、それと電池スペーサーを準備しています。

使用できる時間は少し短くなりますが、単3を単2や単1として使うことができますから融通が利きます。

エネループも使うときは保管しているものから使用し、新しく充電したものをこちらに補充するようにしています。

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ウェットティッシュ

除菌タイプは手や使用済みの食器を拭くのに便利です。

体を拭くことも想定して、肌が弱い方はノンアルコールタイプを準備しておきましょう。

メーカーによっては購入後1~2年で使い切ることを推奨しているので、使用するときはまず保管していたものから使用し、新しいものを補充することをおすすめします。

マウスウォッシュ

歯磨きができない状況を想定して準備しておきます。

こちらも使用期限がありますから、保管していたものから使用し、新しいものを補充しましょう。

ガムテープ(布テープ)

ケガをしてしまった際にガーゼやタオルと組み合わせて止血にも使えます。

長く保管していると劣化することがありますから、使用するときは保管分から使い、新しいものを補充するようにしてください。

生理用品(女性)

救援物資として届くまで時間がかかる可能性もありますから準備しておきましょう。

毎回である必要はありませんが、たまに保管している分を使うようにして、使った分を補充するようにします。

トイレットペーパー

ティッシュペーパー代わりにも使えるトイレットペーパーも便利です。

長期保管したものには抵抗があるので、トイレットペーパーを使用するときはここに保管しているものから使い、新しいものを補充するようにします。

リュックサックに入れておいて問題ないもの

お金

小銭入れのようなかさばらないものに、畳んだお札数枚と小銭を準備しておきましょう。

特に公衆電話を使うときのために10円玉を多めに入れておきます。

懐中電灯

懐中電灯の他に、もし自宅にキャンプや登山で使用するヘッドライトがあれば、それも準備しておきましょう。

両手が空いた状態で照らせるので重宝します。

いずれも電池は入っていない状態で保管します。


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ラジオ

防災ラジオはどんどん多機能になっていますが、手回し発電が可能、LEDライトが使える、携帯電話とスマートフォンのどちらも充電できるタイプを選びましょう。

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包帯・ガーゼなど

新品のものを準備します。

包帯は結んだり金具で止めたりしなくても、巻いた状態で止まるタイプのものを選ぶと自分でも簡単に巻くことができます。

簡易トイレ

男女共に使えるタイプが便利です。

ミニマルちゃんの便座はまっすぐ座れば95kgまで大丈夫なので男性でも使用可能ですが、壊れないようにできるだけそっと座るようにしてください。

トイレだけではなかなか使えないので、目隠し用ポンチョを一緒に揃えておきましょう。

着替えにも使えて安心です。

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軍手

寒いときには防寒にも使えます。

2~3組準備しておきましょう。

筆記用具

油性マジック、ボールペン、ノートなどを準備します。

ポリ袋・ゴミ袋

持ち手の付いたポリ袋は水を入れて運ぶことも可能です。

大きなゴミ袋は敷物としても使えますし、荷物を雨から守ることもできて便利です。

100円ショップなどでいくつかのサイズを購入しておきましょう。

下着類

安いもので構わないので、新品のTシャツや下着、靴下を数組準備しておきます。

タオル

安いもので構わないので、新品のものを数枚準備しておきます。

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