これから自炊を始めるなら無理せず1日1食分から始めてみませんか?

一人暮らしの方にとって、食事との向き合い方はいろいろだと思います。

家族がいればいつも外食というわけにはいかないし、買ってきたものばかりだとけんかになりそうだし、面倒でも作らざるを得ないこともあると思います。

でも一人暮らしなら、自分は一切料理をしないと思えば、しなくても全然問題ないわけです。自分のライフスタイルは自分で決められますから。

私も一人暮らしを始めた頃、料理といえるようなものは自分で作ったことがありませんでした。

私が料理をするようになったのは、就職したことがきっかけでした。

会社がとてつもなく不便な場所にあったため、ランチを食べに行くような店が周りに1軒もなかったために、やむを得ずお弁当を作るようになったのです。

毎朝お弁当を楽に作るために、晩ごはんを作って残り物をお弁当に使うというサイクルが生まれました。気付いたら自炊が当たり前になっていました。

自炊のコツ_1

料理をするようになると、そのうち栄養バランスなんかを考え始めるようになるのです。

昨日はお肉だったから今日は魚にしようとか、ちょっと野菜不足だからサラダを作り置きしておこうとか、食卓がだんだんとそれらしくなっていきました。

自炊をすれば食費の節約になるとよく言われます。

自分でご飯を作れば、確かに食費はかなり抑えられます。

でも「節約のために自炊しなきゃ…」と課してしまうと無理をすることもあるでしょうし、続けるのが大変だと思います。

そこで、節約はしたいけど自炊は辛いなと思っている方は、まず1日の食事のうち朝食か夕食のどちらかだけを自分で作ることから始めてみませんか?

私もそうでしたが、1食だけでも自分で作るようになると、残ったからついでに…という新しいサイクルができてくると思います。

自炊のコツ_2

朝食であれば、ご飯が朝炊けるようにタイマーをかけておいて、塩鮭を焼いてもいいし、目玉焼きを焼いてもいいし、そこにインスタントのお味噌汁があれば十分です。

塩鮭の切れ端と残ったご飯で、さっとおにぎりにしてお弁当代わりにすることもできます。

夕食を作るのであれば、メインのおかずを自分で作るようにします。

副菜は冷奴でも納豆でもいいと思います。

例えばメインのおかずが豚の生姜焼きだったとしたら、お弁当箱に詰めたご飯の上にのせてしまえば生姜焼き丼になります。

プチトマトや茹でたホウレンソウなどが添えられたら立派なお弁当になります。

朝食がパン派の方であれば、焼いたトーストにキャベツの千切りと生姜焼きをのせたものにマヨネーズをかけてサンドすればお昼ごはんになります。

忙しいときには無理して自炊する必要はないと思います。

ただ、本当に節約しなくてはならないお財布のピンチのときに料理を工夫して楽しめるように、料理することが苦にならない状態にしておきましょう。

お金健康食事
シェアする
一人暮らしを楽しく生き抜くコンプリートガイド