引っ越しをしたとき、模様替えをするとき、一人暮らし向けの狭い部屋を有効活用するためにカギを握っているのは「収納」です。
一人住まいの部屋にはそもそも備え付けの収納がそれほど多くないですし、家具をたくさん持ち込むことも難しいと思います。
そこで限りあるスペースを最大限活用して物を納めるために強い味方になってくれるのが、100円ショップで手に入る収納の「三種の神器」です。
つっぱり棒、ワイヤーネット、ファイルボックスはいろいろな使い方ができ、いろいろな場所に使いまわしができて便利です。
そして何より100円で手に入るのですから、まさに神器ですね。
引っ越しを繰り返しても、引っ越し先で必ず活躍する場所が見つかりますし、使わないときはクローゼットなどにしまっておけますから、いくつ持っていても邪魔になりません。
まず、第1弾としてつっぱり棒を使った収納アイデアをご紹介します。
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(1)つっぱり棒
高いところだろうと、縦向きだろうと、突っ張れる場所さえあればどこでも使えるという夢のような商品ですね。
100円ショップで手に入れられますが、なかには200円で販売されているものもあります。
長さがいろいろありますから、取り付け場所の幅はきちんと計ったうえで購入しましょう。
それでは、つっぱり棒を使った収納例をご紹介します。
下駄箱の収納力倍増
つっぱり棒を1本使い、ヒールのある靴の一方のかかとを棒に引っ掛けることで、1段に収納できる靴が倍になります。
隙間を利用して傘立てとして利用
玄関の隙間につっぱり棒を取り付け、傘を引っ掛けておけば傘立ては必要ありません。
また、フックを利用してロングブーツをかけておくこともできます。
かさばるものを立てて収納
寝かせて収納するとかさばるものでも、つっぱり棒を縦に使うことで立てかけて収納できるようになります。
かさばるものを掛けて収納
プラスチックかごなどにまとめて入れると雑然とした印象になるヘッドフォンも、このように引っ掛けて見せる収納をするとオシャレです。
段違いに突っ張ってかごを引っ掛ける
つっぱり棒2本のうち、手前の棒を少し低めに突っ張って、そこにプラスチックかごを引っ掛ければこまごましたものが整理できます。
キッチンシンク下のスペースを有効活用
つっぱり棒2本を引っ掛けたいものの幅に合わせて突っ張ります。障害物のある場所でも使える方法ですね。
キッチン収納の扉裏も利用
キッチンシンク下の扉裏につっぱり棒とはがせるタイプのフックを使って、キッチン用品を引っ掛けておくこともできます。
つっぱり棒って本当に便利ですよね。
ただ、使うときにつっぱり棒にかかる負荷には気を付けなくてはなりません。
100円ショップで手に入るつっぱり棒にはそれほどの強度がありませんから、軽いものを載せたり掛けたりする場所に使うようにしましょう。
重いものを支える場所で使用する場合は、しっかりしたつっぱり棒を購入することをおすすめします。
夜中にすごい物音でびっくりして目が覚めるなんてことがないようにしたいですね。
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