生活費の節約を目指すならまず固定費の見直しから始めてみよう

毎月の生活費の項目にはどんなものがあるかすぐに頭に浮かびますか?

  • 住居費
  • 食費
  • 水道光熱費
  • 家具・家事用品費
  • 被服・履物費
  • 保険医療費
  • 交通・通信費(交通費・携帯料金など)
  • 教育費
  • 教養娯楽費(書籍代など)
  • その他支出

住居費とは家賃や住宅ローンの返済ですから固定費です。

住居費以外に生活費のなかで固定費に分類されるのは、定額プランの場合の携帯料金やインターネット料金、保険医療費などです。

これらは毎月自動的に決まった金額が支出されます。

それ以外に習い事やスポーツジム、新聞購読などがあればこれも含まれます。

それ以外のものは、月ごとに支出額が変動します。

「これから節約するぞ!」そう決意したとき、あなたなら何から節約しようと思いますか?

自分でお弁当を作ってみる、エアコンの設定温度を調整する、髪を洗う間シャワーを止めてみる…それも必ず効果があります。

というか、そういう心掛けは絶対に必要なんです。

生活費は固定費の見直しから_1

でも、4月の歓送迎会が集中する時期などはどうしても飲みに行く機会が多く交際費が増えたり、夏や冬になると他の時期よりも光熱費が増えるのが当然なんです。

そうした変動費の節約に取り掛かる前に、まず毎月一定額の節約ができる固定費の見直しから始めてみませんか?

もちろん、変動費の節約方法についても改めてご紹介します。

今回は住居費を除く固定費の節約について考えていきます。

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① 携帯料金やインターネット料金

スマートフォン以外でインターネットは利用していますか? 利用している場合、どのような環境で接続していますか?

一人暮らしの携帯やインターネット料金を合計した通信費の平均は11000円ぐらいといわれています。

家計を圧迫するかなりの金額です。

この通信費、一人暮らしに最適な節約方法があるんです。

それは、格安SIMのテザリング機能を活用することです。

生活費は固定費の見直しから_2

ただし、現在使っているdocomoのスマートフォンをSIMロック解除したものに格安SIMを挿してもテザリングできない仕様になっていたり、iOSのバージョンによってはiPhoneでもテザリングできないものもありますから注意が必要です。

各格安SIM会社が提供している「動作確認端末一覧」でテザリングに対応しているかを必ず確認してください。

また、スマートフォンでテザリングする場合には、速度制限のない使い放題のSIMを選ぶことも必要です。

契約したデータ通信の制限を超えると通信速度が下がってしまうのではストレスになりますから、無制限のもので検討しましょう。

速度制限なしの使い放題でテザリングできる格安SIM

【docomo系】

U-mobile

ぷららモバイルLTE

b-mobile

【au系】

UQ mobile

※使い放題ではありますが、3日間の通信量が一定を超えた場合に通信速度が制限されるものもあります

インターネット環境は現状のままにしたいという方でも、スマートフォンを大手キャリアから格安SIMに乗り換えるだけでも月々の通信費は確実に下げられますので、ぜひ検討してみてください。

私もすでに乗り換えました。3Gのデータ通信+通話ができるプランで月々1700円です。

② 保険医療費

日本人は保険好きと言われるくらいですから、一人でいくつもの保険に加入されている方も多いと思います。

また、知り合いに頼まれてずっと前に加入した保険があるという方もいるでしょう。

例えば、その頼まれて加入した保険が終身保険で、死亡時の保障が非常に大きく、入院時の保障特約がないものだったら、一人暮らしの方の生活に合った保険かどうか疑問です。

そのときの状況や生活環境によって、必要な保険というのは変化するものなのです。

そのために、年齢や生活環境の変化に合わせて保険の見直しが必要になるのです。

生活費は固定費の見直しから_3

ご自分が現在加入しているすべての保険の保障内容を一度確認してみてください。

重複して過剰になっている保障はないか、必要のない保障がついていないかなど、もしムダが見つかったら保険も整理しましょう。

大きな節約になる可能性があります。

③ 習い事やスポーツジム

これは生活を豊かにしてくれたり、ストレス解消になったりするものですから、やめてしまいましょうとは言えません。

私は就職したばかりの頃、住んでいる地域の生涯学習センターで陶芸教室に通っていました。

他の方は私よりもかなり年上の方ばかりでしたが、窯焼きの日には当番で火の様子を見たりして本当に楽しかったです。

探してみれば意外と多くの教室があったりするので、ちょっと覗きに行ってみてはいかがですか?

生活費は固定費の見直しから_4

スポーツジムも同様に、近くに公営のスポーツセンターがあればそれを検討してみてもいいですし、スポーツジム通いが何年も続いている方であれば、会費を月払いではなく年払いにすることで節約になるかもしれません。

自分のペースでできるウォーキングやジョギングもおすすめです。

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いつでも手軽にできるウォーキングに驚くべき健康効果があった!

④ 新聞購読

新聞がないと一日が始まる気がしないという方もいらっしゃると思います。

でもやっぱり、毎月4000円は高いです。

生活費は固定費の見直しから_5

スマートフォンを使っている方は、スマートフォンで新聞を読んでみたらいかがでしょう。

新聞!全紙無料で読める!ニュースが最速でサクサク読めるアプリなら、大手の新聞やスポーツ新聞の記事をまとめて読むことができます。もちろん無料です。

他にも産経新聞の紙面そのままを無料で読めるアプリもありますし、主要なニュースが配信されるアプリもあります。

初めは物足りなさを感じるかもしれませんが、いつでもどこでも好きなときに新聞記事を読める生活は快適ですよ。

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