集合住宅で、空き巣などが家に侵入する手段は何が多いと思いますか?
侵入経路は窓が最も多く、方法としては無施錠による侵入です。
私は自分が住んでいる地域の防犯情報をときどき確認するのですが、掃き出し窓からの侵入が非常に多いのです。
つまりベランダの窓です。
玄関のカギはかけても、窓は開けたまま…こういう方も結構多いのではないでしょうか。
3階以上の部屋であっても、安心ということはありません。
玄関はもちろん、すべての窓に施錠して出かけることが第一の防犯です。
しかし、たとえしっかりカギをかけておいても、侵入しやすい部屋であれば犯罪者に狙われてしまいます。
侵入者が嫌うものは、光と音、そして侵入に時間がかかることといわれています。
この3つの対策をすることで「やっかいな部屋だ」という印象を与え、ターゲットになりにくくなるのです。
手軽に使える防犯グッズを活用して、侵入者に狙われにくい「やっかいな部屋」にしてしまいましょう。
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最も危険な窓まわりの防犯グッズ
1. 補助錠
窓の上下に補助錠を設置しておけば、窓のカギ周辺を割ってカギを開けて室内に侵入しようとしても、簡単に窓が開けられず時間がかかりますから防犯効果が高くなります。
2. 防犯フィルム
ガラス破りの代表的な手口である、こじ破り、打ち破り、焼き破りで割ろうとしても貫通させないためにガラスを強化するものです。
350ミクロン以上の厚さのフィルムでなければ効果が得られないそうです。
透明タイプと凸凹タイプの2種類があります。
3. 防犯ブザー
我が家にも設置しています。
窓の外側から見てもブザーが設置されていることがわかるため、取り付けているだけでもかなりの効果があると思います。
設置して2年以上になりますが、今のところ誤作動もありません。
浴室の窓に使用する場合は、防滴タイプの防犯ブザーが必要です。
4. センサーライト
人目につかない場所にベランダがある場合、侵入者が近づくと点灯するセンサーライトを取り付けることをおすすめします。
この商品は配線工事不要、太陽光発電のため電気代もかかりません。
他の部屋の方に迷惑をかけないよう、検知範囲や照射角度を調整しましょう。
玄関まわりの防犯グッズ
5. ドアスコープカバー
ドアスコープは覗きや盗撮の被害にあってしまう可能性があります。
自分が外の様子を見る必要があるときにだけ覗けるように、ドアスコープカバーで覆っておきます。
6. ドアスコープ用モニター
ドアスコープの穴を利用して設置できるモニターもあります。
人感センサーで録画もできますし、不審者が部屋の前を行き来しているようであれば撮影もできますから安心感が増します。
その他
7. IPカメラ
私が使用しているのはPLANEXのカメラ一発です。
ポチカメはさらに簡単に設置できるようです。
帰省や旅行などで家を空けるときに、どうしても部屋の様子が気になります。
侵入者があればすぐに登録アドレス宛に画像添付されたメールが届きますし、見たいときにいつでも部屋の様子が確認できるのは本当に心強いです。
8. デジタルタイマー
室内ライトなどにタイマー機能がない場合に便利なグッズです。
家の電化製品をデジタルタイマーに接続しておけば、不在のときでも設定した時間に電源ON/OFFができるため防犯効果が高まります。
私は不在を悟られないようにクリップライトを接続して使っています。